前にBlenderに挑戦したころはもう7年位前だったと思うが、日本語の書籍はゼロ&日本語サイトも程度の低い(でも虚栄心だけは高いwww)のが少数&本当にUIがANOYO (^^♪だった。
しかし・・・ 2013年になった現在、日本語の初心者向けのBlender本が複数出ているという世の中になっていたとは。

なのでまずはこれを買って読んでるんですよ。

表紙の絵からしてべりーぐっどな雰囲気のこの本。
しかも、「はじめに」のところには、

Blenderは独特なユーザーインターフェースから敬遠されることも多々あるようですが、バージョン2.5xから一新され、効率的なユーザーインターフェースに改良されました。

という非常に重要な情報があるではないの。
この文の前半はまさに体験しまくったのと同じ状況。で、後半は今まで知らなかったという。ああ、なんと素晴らしい時代になったことよ、これが事実ならば。
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というわけで、これが事実かどうかをいじって調べてみようというのが今回の趣旨。

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はっきり言ってこの本は実に素晴らしい。BlenderのUIが特殊でも、どう特殊なのかが明確に示されているので、この本を素直に読んでその通りいじれば確実に動く。 これはすばらしいな。
これが出来ずにドツボに嵌ったのが過去からの歴史&現在でもDAZ関連ソフト。

で、まだ本の最初の方だけど、こんな感じだ。

まずはポリゴン。
ポリゴン
このように、分割して押し出したり、ナイフで切ったりとか思いのままだ。
まさにメタセコをいじってるかのような操作感で事が進む。というより、メタセコ以上の自由度だ。例えばナイフだって、メタセコでは機嫌悪くて切れないwような箇所であっても、Blenderならば自由にスパスパ切れる。

そして次は、ベジェ曲線。
ベジェ
まるでShadeをいじってるかのような操作感。今のところ自由曲面は出てこないけれど、ちょっと最初の方をかじっただけでも、メタセコとShadeの両方の要素がかなり良い雰囲気で包含されている感触。

さらに、確かに右クリックで選択とかそういうクセがものすごいソフトではあるが、一旦それに慣れればGUIの質自体は非常に高いレベルだ。 

これは文字では書けないけど実際触ってみれば納得できると思う。
というわけで、今日をもって Blenderに対する認識がほぼ180度覆った。

かなり期待できそうな予感。


(追記)
ここからはいつもの?妄想になるのだが、 BlenderのUIが特殊な理由って何だろう?
おそらく、特殊にしないと世の中に出せなかったのでは?という。 
どうせどこの会社も自社製品は特許権でガチガチに固めているはずだから、マトモなUIにすると必ずどこかの権利に抵触する・・・とか。あくまでも妄想ですよ。(^∀^)
でもいかにもありそうですよね。UIを特殊にしたのではなくて、特殊にせざるを得なかった?みたいな?